記事作成者
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梅原 崇
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評
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2009年最終戦。相手は藤沢翔陵OBを中心とした若いチーム。そしてK-ingsはBFメンバーを区民大会で欠いた状態。 序盤は先発梅原がコントロールも良く無難な立ち上がり。しかし肩痛による登板の少なさからか3回にはスタミナが切れ始め、4回には2者連続本塁打を含む4回6失点で降板。続いて登板の長崎俊も悪い流れを止められず、守備の乱れもあったとはいえ5失点。打撃面でもいいところは無く完敗。来年に向けてかなり課題の残る試合となった。
この1年間の総括としては、リーグ戦は辛くも優勝したとはいえ、やはりこのチームはその時のモチベーションが極端に試合内容に出てしまうという課題がある。そのために声を出して盛り上げるわけだが、負けた試合はすべて声が出ておらず、流れを持ってこれなかったように思う。また、元々打てるチームでは無いので、少ない出塁で点を取るために来年以降は機動力を使い、打球を転がすという基本に徹する必要がある。これのいい例が鳥海、渥美と続く打順。鳥海が出塁すれば足を使い、様々な形で3塁まで進む。そして渥美が転がし得点。このようにたった2人でも得点できるのである。同じことをやるのはもちろん難しい。ただ、意識をするのとしないのでは大きな違いがあるので、2010年はこの意識をみんなで共有することで得点力を上げ、楽しむために勝つ野球をしよう!
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